自らの獲物が他者による略奪の危機に瀕したとき、
四足の黒い影はまるでハイエナのごとき執念をまとい、
素早くそれらを回収すると、
強者が誰にも見せぬような安堵の表情を浮かべ、
勝ち誇ったかのように立ち去るのであった…。
えー、
ちょーさんには、
生きる力が備わってきているようです!
掃除機が何でも吸い込んでしまうということは、
ちょーさんもよく分かっていて、
掃除機でそうじ遊びをしたりもするのですが、
自分の大事なたべものが吸われそうになった瞬間、
まるでスイッチが切り替わったように、
赤ちゃんらしからぬ焦りの表情と、
赤ちゃんらしからぬ俊敏さで、
ボーロをふたつ回収してゆきました。
食べること、
食べものを確保することは、
生き物に備わっている本能でしょう。
ふにゃふにゃだったちょーさんには、
人間らしさとあわせて、
生き物らしさも見てとれるようになってきています。
その必死の形相は、
パパスの腹筋を国際レベルにまで押し上げんとするほどに、
(それってどんなレベル!?)
おもしろさも特に際立っています。
え?
あれはどうかって?
そりゃぁもちろん、
かわいさは、銀河系レベルですぅ~!!
(いつもすみません)
ところでちょーさん、
目に見えるものも見えないものも、
奪還できるか否かの境界線があることを知っていますか。
そう、
失われたものは元にはもどらない。
たとえばわたしの、
髪の毛たちのように。。
むーん。
(2012.06.07 UP)