4コマ漫画エッセイ




ある意味、
「ぽぽん」と同じ場所を指してくれてよかったかも。
いまのところちょーさんにとって、
ぽんぽんはちんちんであり、
ちんちんはぽんぽんなのです。

この光景を、
ここぞとばかりにママスさんに見せると、
「やめなさい。」
と一喝されましたが、
オマルの導入を検討しているこの頃ですから、
ゆくゆくはそのもろもろの過程で、
呼び方を教えていかなければならないわけです。

とはいえ、
まだほんとに片言しか、
しかも発音もあやふやにしか話せないちょーさんなので、
「ちんちん」だけ飛びぬけてはっきり言えてしまうと、
それはそれで可笑しいので、
あまり言わないようにししなくては。。

ちなみに、
わたくしが「つむじ、つむじ」とよく言うせいか、
ちょーさんもたまに、
何の前触れもなく「むじ!」ということがあります。
まともな例では、
「ありがとう」は「と!」
「どうぞ」は「うじょ!」
「ごめん」は「めん!」
などがあるのですが、
こうして見ていると、
ちょーさんは言葉を覚えるそのプロセスで、
まず初めに語尾をマネして言えるようになり、
徐々に全体を覚えていくようです。

今はまだ単語をひとつのレベルですから、
アンドの意味の「~と~」とか、
「~を」の意味を含む
「まんま(を)ちょーだい」とか、
ものや動作をつなげて言う、
ということはまだ先のようです。

ともあれ、
何も教えなくても自然としゃべれるようになるのは、
ほんとに不思議なことですよね。
「ちんちん」を教えたくて仕方がないわたくしですが、
ちょーさんの日本語に、
親の言葉づかいが多大な影響を与えることは確実でしょうから、
しゃべりかたひとつをとっても、
ちょっと気をつけないとなぁと思っています。
とは言っても、
なるようになるものだろうし、
どんどん親の把握しきれないところで、
いろんな影響を受けて育っていくだろうし、
ちょーさんの人生の始まりに、
こうして短い言葉を交わせることを、
思い切り噛みしめているこの頃です。
と!うじょ!ちちん!ぽぽん!
めん!まんま!とっちゃん!ぱ!ふほ!

未完成な言葉の数々は、
ちょーさんのはじまりの言葉として、
パパスの記憶に蓄積されていきます。
毛は失っても、それらは決して失わない、
パパスの宝物です。


(2012.04.17 UP)

inserted by FC2 system