4コマ漫画エッセイ




何と言えばよいのでしょう、この無表情のブレのなさ。

満足感のメーターに、
ほんのすこしのずれもなく、
ピタリとはまった。
はまりすぎて、
もの足りなさも、高揚感もない、
ああ、おれ、今が自然体。

というくらいに、
満足げながら静かににぼしを食べるちょーさん。
まるで人生の円熟期をむかえたおじいさんのようです。
赤ちゃんなのに。

するめや昆布などの自然食品が好きなパパスは、
にぼしももちろん大好きで、
よくむしゃむしゃと食べているのですが、
先日ついに、
ちょーさんがにぼしに興味をもったようで、
パパスの手から奪おうとしたのです。
しかたなく、
やわらかそうなのを一匹あげたところ、
ストラーイク!!

塩気も多いし、やはり硬いので、
そんなに頻繁にはあげられませんが、
その時からにぼしを見ると、
目の色を変えるようになったちょーさん。
ふたりでにぼしをかじる時間は、
はっきり言って変ですが、
とても癒されます。
    
いやでも、
癒されますけど、
やっぱり変ですよね・・・(焦)
    
追伸
どうしても手に持ってかじりたいようで、
ほぐしてしまうと見向きもしません。
のどにつまらせないように、
見張りながら食べています。
    
(2011.10.04 UP)


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