4コマ漫画エッセイ




「ものを食べる」ということのうれしさを、
だいぶ感じることができるようになってきたのか、
ちょーさんは近頃、
次のひとさじを求めるときの口が、
とっても大きいです。

もちろん、
同時に好きなもの、嫌いなものも出てきたようで、
たとえば白菜のスープには閉口ぎみなところもありますが、
カボチャなどの甘いものには、
うれしそうに口をあけて求めてきます。

春先から増え始めたツバメの巣を見て、
思わずちょーさんの顔を思い出し、
パパスはひとりでニヤついてしまいました。

ちょーさんにはツバメのように、
ライバルがいないのですが、
ツバメのヒナたちは、
大変なんだろうなあと思ったのですが、
それだけではなく、
ツバメの生態にはいろいろ学ぶところがあり、
たとえば、
ツバメは一回巣を作ると、
毎年そこへもどってくる習性があるらしいのですが、
パパスも、
「しんどい時やつらい時、
 図らずも我を忘れそうになったとき、
 いつでも今の我が家の心もちに、
 戻ってこられるようにしたいわよねえ〜」
と思うのです。

ちょーさんが生まれて、
大変なこともあるけれど、
なんにもないところに新しい命を迎えたときの、
あの不思議さと感動は、
他では得難いものでした。

また、
ツバメは太陽の位置を道しるべに、
渡る方向を決めるらしいのですが、
これも、
「いつでも、明るいほうへ向いて歩いていこう!」
と、単純に思うのです。

う〜ん、
ツバメは奥が深い!

あ、
こんなことを書いたのは、
別にパパスに重大な悩みがあるからとかではないですよ、
シンプルに、
勉強になるなあと思っただけです。
(脳天の薄さは重大な悩みには入らないの!うふふ!)

とはいえ早く、
ツバメの巣立つ季節にならないかしら・・・
湿度が高くて蒸し暑くて、
ちょーさんもパパスも汗だくです。
梅雨が長い〜!
    
(2011.06.20 UP)


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