4コマ漫画エッセイ




相変わらず、
ハーモニカの音やパパスのホーミーの音には弱く、
すぐに泣き出してしまうちょーさんですが、
同じく相変わらず、
ギターの音だけはとんでもなくお気に入りなようです。

どんなに泣いていても、
ギターをポロンと鳴らすだけで、
ピタッと泣きやんで、
「さあ、始めておくれよ!」
といわんばかりの笑顔で見つめてきます。

そんな様子をみて、
ちょーさんには何か、
音楽の分野で天賦の才が備わっているんじゃないかと、
親バカ魂を全開にしてそわそわしてしまうのですが、
ちょーさん、
もし音楽の道に進むなら、
教会のパイプオルガン奏者がいいのではと、
パパスは思いますけどねぇ。
あれは、
モーツアルトみたくクルクルで、
もこもこのカツラを被らないといけないらしいから、
後頭部の不毛地帯もうまく隠れると思いますよ!
・・・・・ぷっ。

妄想はこのへんにして、
現実的な話をすると、
近頃はパパスが小便でちょーさんの傍を一瞬はなれるだけでも、
さみしくて泣き出してしまうのですが、
ポロンと鳴らして気をとられている間に、
トイレに行けないかやってみようと思っています。
二十歳をすぎたぐらいからキレも悪くなってきたし、
急ぐことによって膀胱を鍛えるという意味でも、
いいかもしれません。

(2011.04.06 UP)


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