4コマ漫画エッセイ




生まれてすぐの頃は、
素人に毛がはえたような腕前のパパスのギターでも、
おちるようにあっさり寝入っていたちょーさん。

しかし今となっては、
いろいろ動けるし、いろいろ分かるし、気になるしで、
「おまえさん、腕前には毛がはえていてもよう、
 よ〜くごらんなせえ、おまえさんのつむじを!ぷっ!」
といわんばかりの顔をして、
一目散によってきてパパスミュージックを台無しにします。
    
これまでギターそれ自体には興味がなかったからよかったものの、
今はなんでもさわってみないと気が済まないようで、
そうなるとギターは、
『赤ちゃんがさわるとややこしい物』の代表みたいなもので、
もうむっちゃくちゃになります。
    
そしてもとより、
よほど疲れているとかでもない限り、
いろいろ気になってあっさりとは寝てくれないちょーさん。
長めの昼寝をした日の夜などは、
こっちが寝るまであきらめないほどの元気よさです。
    
一般的なイメージからすると、
「そんなときこそパパスさんが運動遊びをしてあげて、
 いい具合につかれさせてやればいいじゃない!」
と言われそうなのですが、
ご存知のとおりわたくしパパスは(ご存知かな・・・)、
安物のもやしのごとくひょろひょろで、
HPの名前から「イクメン」を取ろうかしらというほど、
「イクメン」って言うとあると思われてそうな体力が、ないのです。
ざんねーん!

涼しくなったら、
走りにでもいこうかなぁ。

(2011.07.19 UP)


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