4コマ漫画エッセイ




7月7日は七夕ということで、
保育所で子どもの願いを書くたんざくをもらったのですが、
まだ年端もいかないどころか、
なんにもしゃべれない0歳児の願いを書くという難題に、
パパスはちょっととまどってしまいました。

ちょーさんをじーっと見つめて、
何を望んでいるのか想像してみるのですが、
「だいぶはらへった」 とか、
「いいかげんはなくそをとりのぞいてほしい」 とか、
「いつも決まって洗い残す箇所があってかゆいのでかいて」 とか、
「将来このおじさんのようにつむじが寂しくなりませんように」 とか、
考えれば考えるほど、
現実的で夢のない(ママス談)ものばかりが浮かんで、
なんて書けばいいのかわからなくなりました。

結局、
無難そうな三つ目の願いを書こうとしたところママスに制止され、
パパスのひねりだした願い事はすべてボツになり、
たんざくにはママスの字で、
「けんこうでおおきくなれますように」 
と書かれたのでした。

なんか違う気がするけどなぁ〜
それは親の願いであって、
ちょーさんの願いではないと思うんだけどなぁ〜
ほとんど本能で生きている今のちょーさんとはいえ、
きっと何かを潜在的にもとめているはずで、
それをパパス&ママスなりに汲み取って書いたたんざくが、
一斉に飾られていたら、
おもしろいと思うんですけどねぇ。

ちょーさんの今の願い、
はたしてなんなのでしょうか。
わかりませんが、気になります。
気になるけれど、わかりません。

(2011.07.07 UP)


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