いつもならパパスの役目である米粒拾いを、
彼女たち(いちおう二匹とも女の子なのです)は驚くほど俊敏に、
しかも、
拾得物を自らの栄養分にしてしまうという効率的な方法で、
見事にやってのけたのでした。
えー、
パパスの実家には犬が三匹おりまして、
一匹は室外犬で、
あとの二匹がチワワのおふたりなのですが、
彼女たちの仕事の量・質ともに、
ママスの待つ南大阪の家に連れて帰りたくなるほど、
どうもありがとうと言うほかありませんでした。
ちょこまかしているチワワだけに、
ほんとうに素早く、
ちょーさんのこぼしたご飯粒を回収してくれる様子に、
なんだか非日常を感じ、
優秀な家政婦を得た気分になってしまいました。
特に、
ボーロをこぼした時などは、
その形状と、
年始めということもあって、
「これがほんとのオトシダマだ!」
などと、
テレビに流れるおもしろげな特番の足元にも及ばぬであろう、
低級なダジャレを思い浮かんだのでした。
ざんねんな、わたくし。
ちょーさんはと言えば、
持ち前のあつかましさで彼女らとすぐにうちとけ、
滞在も三日ほどになると、
彼女らを強引に抱き伏せるようになり、
そんなちょーさんを恐れた彼女らは、
最期にはちょーさんと常に一定の距離をとり、
関わり合いにならないように努めているようでした。
たった数日間の滞在でしたが、
普段とはちがう、
じいじ&ばあばと、
そして家政婦のおふたりさんと沢山遊んでもらって、
見違えるほどに成長したちょーさん。
実際の見た目はちょっと肥えたくらいなのですが、
パパスとママスには、
年を越して大きくなったちょーさんの姿が、
しっかりと感じられます。
元気すぎて参るな~と思う瞬間もないことはないのですが、
どんどん暴れん坊になっていく、
1歳4ヶ月を迎えたちょーさん。
パパスは、
まだまだ付き合ってやりますぜ!
(2012.01.06 UP)