4コマ漫画エッセイ




先日の4ヵ月健診で、
うつぶせでヒジをたてるやり方を教わってかというもの、
うつぶせにすると自分でヒジを立てて、
グイッと頭をもたげるようになったちょーさん。

限界になると両手を広げてばたつくのですが、
なかなか長い間このヒジ立ての姿勢ができるようになりました。

しかもこの姿勢の間は、
決まってごきげんなのです!

そばにいても、
仰向けにねかせるとすぐに泣き出すちょーさんですが、
イスにも慣れてきたようで、
ものの数分はごきげんでいられるようになってきて、
そしてうつぶせ&ヒジ立ての姿勢のときも機嫌がよい。

ちょーさんは抱っこしたりして視点を変えてやると
意外と簡単になきやんだりするのですが、
やっぱり、
景色がまっとうな方向から見えるというか、
ちゃんと見渡せるという感じが、
ちょーさんにとってはうれしいことなのかなと思っています。

ちょっと視点がかわるだけで、
満足感を味わってしまうちょーさんをみていると、
紅葉やら夕焼けやらでやっとこさ嬉しい気分になるパパスなど、
ぜいたく者といわれてもしかたがないです。

ちょーさんを見習って、
明日起きて、立ち上がったときに見える世界を、
うれしく思えるように心がけてみようかと考えたのですが、
朝起きて立ち上がってニヤけている男の絵を想像すると、
ことのほか気持ち悪いのでやっぱりやめておきます。

しかし!
見える景色が変わることにうれしさを覚えるという心は、
なんだか人類が、
サルからヒトになる過程で手に入れた素敵な力なんだぜといような、
そんな気もしないことはないので、
普段の何気ない景色を、
ありがたく思うのはいいことかもしれませんね!

いや〜なにはともあれ、
一所懸命、頭をささえてゆらゆらしている姿、
ほんとうにかわいいです。

(2011.01.27 UP)


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