4コマ漫画エッセイ




ちょーさんは生後4カ月になりました。
ママスは今日から出勤です。

見るひとが見れば、
おまえが働けよと言われそうですが、
ふたりで相談して、
ママスがはたらいて、
パパスが家でちょーさんといるという選択肢を、
いちばんよい方法としてきめました。

ただやはり、
出そうと思えば出る母乳を止める時も、
パパスでさえ辛い想いがあったのに、
ママスがどれほど辛くやるせない気持ちになったかは、
想像にかたくありません。

そして今日も、
パパスが家にいるとはいえ、
ちょーさんと一日をずっと過ごさずに、
あえて働きに出る母親の気持ちに、
しかたがないことだとしても、
パパスは無力感を感じずにはいられませんでした。

こんなことをいったら、
女性団体の方々に喝を入れられそうですが、
赤ちゃんはせめて2歳くらいまでは、
母親の愛情を肌で終日めいいっぱい感じて育つのがいいと、
パパスは長らくそう考えてきたので、
決して、
そうでない家のありかたを批判したいのではないのですが、
どこかうしろめたく感じてしまいます。

しかし!
ネガティブなことばかりをいっていても、
パパスの乳輪のあたりがざわついて
ミルクがでるようになるわけではなく、
いやはやそれこそ、
男性が違うのはミルクがでないということくらいだし、
仮にちょーさんが心の底から
パパスの笑顔や肌触りを気にいってくれていないとしても、
前向きに楽しくやっていこうと、
はりきっています。

気合い、あるのみ!

(2011.01.06 UP)


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